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雨鱒のつぶやき

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つぶやき_201

中学生の頃、家の近くに大きな川があって、その川の支流によく自転車で山道を走り釣りに行っていた。杉林の斜面に囲まれたその川にはヤマメがいて、その頃の僕は、見よう見まねで始めたテンカラ釣りをしていた。ある日、その川の流れの中に、悠然と泳ぐ大きなヤマメをみつけたことがあった。澄んだ水の中をゆらゆらと泳ぐパーマークも鮮やかなヤマメに、僕はどきどきしながら毛針を何度も流した。でも最後まで何もおこらず、ヤマメは流れの深みへと消えていってしまった。その後もその川には何度も通ったけれど、あの大きなヤマメを見ることはできなかった。
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あれからずいぶん月日が経って僕はすっかり歳をとったけれど、あの日のあのヤマメの姿はいまでも鮮明に心に焼きついている。でもこんなことをおもっているわりに、ここ何年もヤマメ釣りはしていない。なんでだろうなぁ。
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by ame_tubu | 2012-03-06 00:00 | おもひで
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